2026 DRY JANUARY初日:雪と映画と我慢の記録

元旦の午前3時。
昨年末のように酒に飲まれることはなかった。寝覚めは悪くない。外は一面の雪景色。寒い。

これまで幾度となく日本とアメリカを往復してきたが、いわゆる時差ボケに悩まされた記憶はほとんどない。だが今回は違う。年末に日本から帰国して以降、妙な時間に強烈な眠気に襲われ、また妙な時間に目が覚める。そんな状態が続いている。

時間に余裕があったため、朝から一人で映画館へ向かった。目当ては封切り間もない『AVATAR』最新作「FIRE AND ASH」だ。上映時間は約3時間。上映前の「携帯の電源はお切りください」という注意映像まで含めれば、拘束時間は3時間半を超えるだろう。家族を連れて行く案も頭をよぎったが、途中退席せず最後まで鑑賞するのは現実的ではない。一人で行くことにした。

正直に言えば、第一作を観たときほどの衝撃や感動はなかった。それでも十分に楽しめた。後悔はない。予想どおり終盤には尿意に襲われたが、席を立つことなくエンドロール終了まで耐え切った。

いつもなら、帰宅後まだ明るいうちから一人シャンパンファイトを始め、妻から冷ややかな視線を浴びていただろう。だが昨年の年初同様、今年もDRY JANUARYをやり切ると決めている。ここは我慢だ。ノンアルコールビールで喉を潤す。微量のアルコールが含まれている事実には、あえて目をつぶる。

2月1日は日曜日。
その日は、朝から飲む。

最終日

Dry January最終日。

8時過ぎ起床。急いでシャワーを浴びる。目玉焼きを用意する余裕は無かった。娘息子を学校、託児所へ送り届ける。妻が持たせてくれた弁当を車に置き忘れ出社。昼、妻が弁当を持たせてくれたこと自体を忘れ、カフェテリアでスナックを物色。チョコチップクッキーを購入し、昼飯とする。夕方頃から急に慌ただしくなる。一本の電話を皮切りに、矢継ぎ早に電話、電話。事務所を後にしたのは20時近く。

車に置き忘れた弁当片手に帰宅。妻には忙しくて弁当を食べる暇がなかったと偽証。申し訳ない。電子レンジで温めた弁当を食べる。

ビールの代わりに炭酸水を飲むことが当然のようになっている。年明けの酒飲みたい欲求が噓のよう。明日は、断酒一月記念に御祝いをしようと妻が嬉しそうに言う。キンキンに冷えたビールを飲むさまを想像するとワクワクが止まらない半面、酒量が急激に戻ることに対する不安もある。

冗談交じりに、自分はアルコール中毒だからと周囲の人達に言いながら、飲み続けて十年以上経つだろうか。内心、自身の酒習慣に危機感を抱いていたのかもしれない。酒にまつわる失敗も色々してきた。それでも、どうにかこうにか今まで生きてこれた。人生という砂時計。あとどれくらいの砂が自分に残されているか検討もつかない。ありがとうの気持ちを常に忘れず、家族を大切にして生きよう。

ほぼ断酒三十一日目。